オリコンは11月30日、ウェブ通販を含む全国書店3,517店舗からの売上データをもとに集計した「オリコン2015年年間“本”ランキング」の各部門(集計期間:2014年11月17日〜2015年11月22日)を発表した。旅行ガイド部門では、ハリー・ポッターの物語の世界観を再現したエリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が昨年登場し大きな話題となった、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン唯一の公式ガイドブック「るるぶユニバーサル・スタジオ・ジャパン 公式ガイドブック」(JTBパブリッシング/今年3月発売)が期間内売上26.3万部で同部門年間1位を獲得した。
売上部数は、同部門2位の人気エリアガイド「るるぶ沖縄'15」(JTBパブリッシング/2014年12月発売)の14.7万部を引き離し、2011年の同部門発表開始以来、テーマパーク関連ガイドブックとしては初の年間1位に。また昨年“絶景ブーム”をけん引した「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」(詩歩/三才ブックス/2013年8月発売)の期間内売上19.4万部を上回り、同部門過去最高の年間売上を記録した。
同書では、そびえたつホグワーツ城をはじめ、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」について大きく特集しているほか、2012年にできたキッズ&ファミリー向け人気エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」についても詳しく解説されている。