27日、ブラジルメディア『Globoesporte』は「サンパウロを退団することを発表した元ブラジル代表FWルイス・ファビアーノは、中国2部の天津松江に移籍することが確実になっている」と報じた。
ルイス・ファビアーノは1980年生まれの35歳。2005年にポルトから移籍したセビージャで大きな活躍を見せ、2011年に退団するまでゴールを量産したストライカーである。
2011年にはサンパウロに加入し、30代中盤になっても結果を残し続けていたものの、先日公式サイトでクラブからの退団を名言。ファンに別れのメッセージを送っていた。
記事によれば同選手は現在、中国甲級リーグ(2部)の天津松江に加入することがほぼ決定しているのだという。
天津松江足球倶楽部は2006年に創設された新しいクラブで、まだ1部への昇格経験はないものの、大きな投資を行い成長を続けていることで知られる。
今シーズンはドラジェン・ベシェク、ゴラン・トミッチ監督の下でプレーしたものの2部で9位と結果が出ず。しかし来シーズンは既にブラジルの名将ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏の就任が決定しており、1部昇格に向けての準備が整っている。
金銭的な条件などは一切明らかになっていないが、ルイス・ファビアーノはルシェンブルゴ率いるクラブで戦うことが濃厚となっており、来年は中国へと渡るようだ。
(記事提供:Qoly)