知的障害がある教え子の少女にわいせつな行為をしたとして、愛知県警が児童福祉法違反容疑で、県内の公立中学校に勤務する50代の男の教諭を逮捕したことが30日、捜査関係者への取材で分かった。教え子の少女はこの中学校で特別学級に所属し卒業した。男は卒業前に担任だったという。

 捜査関係者によると、男はことし6月、18歳未満と知りながら、県内のホテルでみだらな行為をした疑いが持たれている。29日に逮捕した。

 教え子は卒業前から被害に遭っていたという趣旨の説明をしており、県警が慎重に裏付けを進める。県教育委員会は「事実を確認し、厳正に対処する」としている。