【モデルプレス】空気が乾燥する冬が近づくと、スキンケア用品も高保湿成分を含んだものにチェンジするという方、いらっしゃいますよね。
【さらに写真を見る】簡単お手軽!もっちりうるうる肌になる方法
しかし、しっかりケアしているつもりなのに、かさついてしまう…。
挙げ句の果てには乾燥した肌から角質がポロポロと剥がれる「粉なふき肌」状態になってしまう酷い乾燥肌の方もいます。
そこで今年の冬は、お風呂の入り方やいつものスキンケアにひと手間加えてみませんか?
■重曹でフェイスケア
オイルクレンジングは、バッチリメイクをサッと落としてくれるのでとても便利です。
メイクだけでなく、古い角質も浮かせる効果も期待できるため、毛穴ケアの定番といっても過言ではありません。
しかし、強力な洗浄力によって必要な皮脂まで洗い流してしまうことも。
そこでオススメしたい冬の洗顔方法は、アイメイクはオイルクレンジングやアイメイク用のクレンジングでスピードオフをして、顔全体はジェルやクリームクレンジングで優しくメイクオフをすること。
しっとりとした使用感では洗った気がしないと心配な方は、薬局やスーパーで簡単に手に入る「重曹」を洗顔にとりいれてみましょう。
洗顔フォームを泡立てる際に、ほんのすこしだけパラパラと加えるだけで、いつもよりも格段にきめ細かい泡ができます。
しっかりと泡立てれば、優しく肌に滑らせるだけで十分な洗顔ができるので、こすり洗いによる肌ダメージも軽減できます。
また、重曹が天然スクラブの役目も担ってくれるので、毛穴ケアもバッチリ。
血行促進、くすみ改善効果も期待できますよ。
■高保湿性入浴剤は洗い流さない
湯船に浸かるときに、乾燥肌用の高保湿入浴剤を使用する方が増える季節です。
成分上、少しとろみやぬめりを感じるテクスチャーが多いと思いますが、シャワーで洗い流してしまうと効果が薄れてしまう可能性があります。
見落としがちですが、お手持ちの入浴剤のパッケージに書かれた使用法をよく読み、「洗い流してください」と指示がないかぎり、洗い流さずにお風呂から出ましょう。
お肌に保湿成分が残った状態なので、しっとり感がキープできますよ。
■コットンパックやフェイスパックは「指定の時間」で終わりにする
化粧水や美容液を含ませたパックでケアをする場合、「とにかく長時間やればいい」というわけではありません。
どんなに高級な化粧水や美容液だからといって、長い時間肌が水分と触れていると角質層がふやけてしまいます。
ふやけた角質層は、せっかくの保湿成分を吸収するどころか、肌に蓄えた水分を放出してしまいます。
お手持ちの化粧水でパックをする場合は、乾燥をしやすい目の周りや口元を中心に3分から5分を目安にしましょう。
フェイスパックはパッケージに書かれている使用時間を守ってくださいね。
■基本中の基本、乳液・クリームケア「油分で肌にフタをする」
フェイスケアも、ボディケアも、水分ばかりでは肌の中に水分はとどまってくれません。油分で肌にフタをすることが大切。
カサつきやすい腕や脛なども、ローションとクリームのW使いが理想的です。
■かゆみや赤みをを伴う粉なふき肌は「皮膚科」へ
乾燥肌は通常よりも敏感になっていて、普段使いのケア用品すら刺激になることも。
ストッキングなどの摩擦で肌がかゆくなったり、セルフケアをしていても乾燥が改善しないと感じたら、肌の専門家である皮膚科を受診しましょう。
処方薬のなかには赤ちゃんのケアにも使える優しくて優秀なものがたくさんあります。
乾燥肌も放置していると、アカギレになったり皮膚炎になってしまうこともあるので、そうなる前に専門医に診てもらいましょう。
いかがでしたか?
スキンケアの初歩的なものが多いと思われたかもしれませんが、基本をしっかり守ることが美肌へ近道です。(modelpress編集部)