【ロンドン共同】英最大野党、労働党は30日、英軍のシリア空爆参加についてキャメロン首相が近く下院に求める承認手続きで、所属議員に党議拘束をかけず自由投票とすることを決めた。英メディアが伝えた。コービン党首は参加反対の意向だが、賛成に回る議員も多いとみられ、承認される可能性が高まった。

 パリ同時多発テロを受け、キャメロン氏は過激派組織「イスラム国」打倒を目指す米国主導のシリア空爆に参加する意向を表明。ただ2013年には空爆参加を否決されており、今回も承認される見通しが立たなければ議案提出を見送る方向だった。

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