9月30日にメジャー1stフルアルバム『MUSIC BATTLER』をリリースし、ワンマンツアー【6th Anniversary ONEMAN TOUR】を開催していた全力エンターテイメント凄腕ガールズバンド Gacharic Spin。11月29日 Zepp Tokyoにて同ツアーのファイナル公演を迎え、満席の会場をエンターテイメントの渦で圧巻し、大成功を収めた。
5月に渋谷公会堂にて開催された自身最大規模のワンマンライブ(http://bit.ly/1PVuBKY)では、ドリフの聖地でゴムパッチン&タライ&ドローンにザ・グレート・カブキ登場といったはちゃめちゃな展開で観客を“エンターテイメント”で飲み込んでいった彼女たち。FチョッパーKOGA(b)が『ベース・マガジン』の表紙をビキニ姿で飾ったり、韓国公演ではすべてのMCを韓国語で行い、「雪泣く~setsunaku~メロディー」の韓国語スペシャルバージョンも披露。インタビュー(http://bit.ly/1ETkq0y)で「私たちを超えるエンターテイメント集団、いたら出てこいや」と語った強気の発言も頷ける展開で突っ走り、ファンを鼓舞させ続けてきた。
<パフォーマンスの幅をさらに広げ、瞬きを忘れさせるほどのステージを展開>
本公演では、ステージ中央にセットされた大画面に、白煙や炎、シャボン玉にテープ噴射といった特効に加え、多数のレーザーとムービングライトによる煌びやかなライティングといったステージ演出の中、メンバーも負けじとカラフルでド派手なパフォーマンスを繰り広げた。
曲に合わせて色が変わるサイリウムによる演出、パフォーマー3号ねんねによるキーボード演奏や、パフォーマー1号まいによるサンプリング・パッドを使用したパーカッション演奏と、本ツアー開始前に既にド派手だったパフォーマンスの幅をさらに広げ、瞬きを忘れさせるほどのステージを展開。そして、凄腕楽器隊のテクニックも更なる磨きがかかっており、パフォーマンスに見劣りしない超絶テクで、難易度の高い楽曲を完璧に披露してくれた。
<パフォーマー3号ねんね覚醒? 大物の片鱗を覗かせる堂々としたステージング>
特に目を引いたのが、7月よりGacharic spinの一員となったパフォーマー3号ねんねだ。パフォーマー1号まいとのキレッキレダンスはもちろん、キーボードの演奏力はしっかりとプロ並で、さらに演奏しながらダンスも繰り広げる。MCでは、ボケるオレオレオナ(key,vo)を「ブース!」と言い放つなど、加入より4か月ほどにもかかわらず、大物の片鱗を覗かせる堂々としたステージングで魅せてくれた。
さらに、度肝を抜かすパフォーマンスはもちろんだが、人間味溢れるエモーショナルなFチョッパーKOGAのMCにも毎回感動させられる。アンコールのMCでは、「遠回りしてきた6年間、スタッフ、メンバー、ガチャマン、ガッチャピン子の支えがあって頑張って来ることが出来た」と語り、声を詰まらせながらも、メンバーひとりひとりに感謝を伝える純粋無垢な愛に溢れたFチョッパーKOGAの姿に、会場は感動で包まれた。
また、MCでは、来年春のワンマンツアー実施と、5月28日 EX THEATER ROPPONGIにてファイナル公演を開催することが発表された。昨年秋にメジャーデビューを果たし、ファンの期待を超える全力エンターテイメントを届けて続けてくれるGacharic Spinなら、来年春のツアーでも、唯一無二のパフォーマンスを届けてくれるだろう。
取材:内山直也
撮影:織車寿一
◎ワンマンライブ【6th Anniversary ONEMAN TOUR 2015.11.29 @Zepp Tokyo】
11月29日(日)Zepp Tokyo SETLIST:
GS Gacha2015~
1.MUSIC BATTLER
2.デジタルフィクション
3.爆弾娘(ボンバーガール)
4.ハンティングサマー
5.Don’t Let Me Down
6.Identity
7.溶けないCANDY(ガチャガチャダンサーズ)
8.ガンバンバダンサー(ガチャガチャダンサーズ)
9.雪泣く~setsunaku~メロディー
10.夢言実行
11.僕だけのシンデレラ
12.オトナ少女
13.今を生きてる
14.ノスタルジックブルー
15.夢喰いザメ
~DRUM SOLO~
16.TAMASHII
17.ファイナルなファンタジー
18.赤裸ライアー
19.常識デストロイヤー
20.ダンガンビート
21.WINNER
En1.またね
En2. Ben-Jan-Dan
Wen1. Lock On!!
~GS Gacha20