作家の村上春樹さん(66)が11月29日に福島県郡山市で行われた、文学イベントにサプライズ登場した!
村上さんがこのような文学イベントに参加するのは珍しいこと。
創造力がテーマのディスカッションで、村上さんは執筆活動がカキフライと似ていると語った。
執筆とカキフライ、うまく結びつかないが、どういうことかというと・・・!?
村上さんはカキフライが好きなのだが、奥さんは揚げ物が苦手で、仕方なく自分でカキフライを作るという。鍋に油をそそいで、台所で1人で。
カキフライを揚げる作業は孤独な作業で、執筆活動と似ているというのだ。
これは孤独な作業です。「1人カキフライ」にすごくよく似てるわけです。小説は、誰に頼まれて書くわけではない。自分が書きたいから書くんです。カキフライだって、自分が食べたいから、誰に頼まれることもなく、自分で揚げるんです。
ですから、小説を書いているときは、自分の小説を書いているんだとは思わないようにしています。それよりは「今僕は、台所でカキフライを揚げているんだ」と考えるようにしています。そうすると、わりと肩の力がすっと、抜けるんです。
自分の小説を書いているんだと思うと、言葉が思い付かない。でも、僕はカキフライを揚げていると思うと、肩の力が抜けて想像力が出てくるんです。
引用:産経ニュース
村上さんはさらに「皆さんももし小説をお書きになるようなことがあれば、カキフライのことを思い出してください。そうすると、すらすら書けます」とも話した。
カキフライで執筆・・・。ぜひトライしていただきたい!
村上春樹さん、福島で「執筆はひとりカキフライ・・・」(15/11/30)
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参照:産経ニュース/村上春樹氏「文章を書く、孤独な作業は『1人カキフライ』によく似ている」、古川日出男氏「見事にカキフライの話をされてしまって…」
参照・画像出典:YouTube(ANNnewsCH)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)