やってます。アマゾンやってますよ!
アマゾンがドローンを使った配達の話を始めて、はや幾年。実現するのかしないのか…。アマゾンの技術力の問題以前に、FAAの規制問題がありますからね。しかし、そんな中でもアマゾンはアピールし続けます。やってますよ、と。
アマゾンが、ドローン配達の最先端を動画で公開しました。動画は、ドローン配達のある暮らしとして、Prime Airで注文したサッカーシューズが庭先に届けられるという内容。動画に登場し解説するのは、人気番組「トップ・ギア」のジェレミー・クラークソン氏。乗り物好きにはたまらんでしょう。
最新アマゾンドローンは、ブルーのボディに、後方のプロペラがポイント。垂直&水平飛行が可能。運べる荷物は5ポンド(約2.3キロ)以内。高度400フィート(約121メートル)以下で、飛行距離は最長15マイル(約24キロ)ほど。最新機には、障害物を避ける「センス・アンド・アボイド」技術が搭載されており、より安全性の高い飛行を目指します。
また、動画では、環境に応じて、タイプの違う数種類のドローンが開発されることにも触れられています。現に、さまざまなデザインのものがすでにテストされており、これまでに12台以上もの試作機が開発されました。
すでに懐かしい気もする初代アマゾンドローン。
注文から30分以内で荷物が届くドローン配達Prime Airは、まだ「未来」のデリバリーです。しかし、アマゾンは動画を公開することで、その「未来」が少しずつ近づいていること、「未来」実現のために準備していることをアピールする狙いです。
実現までにはまだまだ乗り越えなくてはならない壁がありますが、やはり本家米国での最大の壁はFAAの承認、規制ですよね。これまでにも、(テスト用の)承認がおりるのが遅すぎて、アメリカ国外で研究開発、テストを行なったこともありました。技術の発展と規制のスピード、このバランスが最も難しい点なのです。
source: Amazon via Popular Science
Andrew Liptak - Gizmodo US[原文] (そうこ)