水木しげる記念館前に設置された献花台で手を合わせる観光客=1日午前、鳥取県境港市
共同通信社

 漫画家水木しげるさんの死去から一夜明けた1日、故郷の鳥取県境港市にある「水木しげる記念館」前に献花台と記帳台が設置され、市民や観光客が水木さんの遺影に手を合わせた。

 「ゲゲゲの鬼太郎」など妖怪の像が多く並ぶJR境港駅前の「水木しげるロード」振興会会長権田淳一さんは開館前から献花に訪れ「死去が大きく報じられるのを見て、本当に亡くなったのだと実感した。先生の思いを継ぎ、水木ロードを守っていきたい」としのんだ。中村勝治市長も献花し「境港に多大な貢献をしてくれた」と話した。