【パリ時事】安倍晋三首相は30日午後(日本時間同日夜)、インドのモディ首相とパリ郊外で会談し、地球温暖化対策について協議した。安倍首相は「(温室効果ガスの)主要排出国であるインドの動向は、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)成功の鍵となる。モディ首相のリーダーシップを期待したい」と述べた。
会談では、安倍首相が12月11〜13日にインドを訪問することで一致するとともに、安全保障協力の強化に向け意見を交換。海上自衛隊の救難飛行艇US2のインドへの輸出や、日本の原子力関連技術の輸出を可能にする原子力協定交渉についても話し合ったとみられる。