問題外の人間である野々村竜太郎被告について、ちょっと驚きのネット記事を見ました。あえて特定してもしょうがないので、URLなどは貼り付けませんが、かの被告が「メディアが怖くなって家から出られなかった」という前代未聞の理由とともに
裁判をブッチするという暴挙
に出たことを受けて、ある方が「マスメディアの取材は正当と言えるのか」という寝言も甚だしい戯言を書いていらっしゃったので、明確にお答えしておこうと思います。
正当です。何か?
あのコラムを書いた方って、とにかく正常じゃない意見を書いて目立ちたかったのでしょうか? もはや意味が分からないレベルですが、内容をちょっとだけ書いておくと……要は
そもそも、乱暴に追い回すのが嫌なら、使い込みなどしなければいいだけで、税金の使い込みをして、説明もせず、謝罪もせずに逃げ回っているからこちらとしても追い回すのです。当たり前でしょうが。
いや、病気だったらそれでもいいので、まずは診断書、持ってきてくれ
の返答しかしようがありません。そもそも、そんな病気の人間が議員になっていること自体がちょっと……な気がしますが、百歩譲ってそうだったとしても、それは正式な診断書を持ったうえで、裁判所に訴えて申請するべき話です。我々マスメディアの取材行動とは関係ありません。
事実として、彼は税金を使いこんでいます。
そんな連中が平然と生活しているのなら、我々マスコミはそれらを追いますし、なぜそんなことになったのか、当然報道します。その為に我らは存在しています。
もちろん、これは他の場所でも言われていましたが、裁判のニュースであるにもかかわらず、あの泣きわめくシーンばかりを垂れ流すマスコミは非難されるべきです。ほとんど視聴率稼ぎのためにやっていることがまるわかりで工夫もありませんでした。そんな情報番組は非難されるべきでしょう。
しかし、野々村被告を追い回すのは、非難されるべき様な取材行動ではありません。あまりにも度を越していい加減なコラムだったので、ちょっと苦言でした。
長谷川豊(Hasegawa Yutaka)