11月28日に発売された、ニンテンドー3DS用ソフト「モンスターハンター クロス」。このゲームを、普通のニンテンドー3DSと、Newニンテンドー3DSでプレイした場合、どれくらい処理が速くなるのか比較した動画を、任天堂が投稿しています。
昨年10月に新しく発売された「Newニンテンドー3DS」。従来の3DSの機能を踏襲しつつ、視点変更などに使える「Cスティック」が新しく追加されたほか、3DSよりも処理が少し高速化されており、対応ソフトではNew3DSの方が動作が快適になったりすることがあります。「モンスターハンター クロス」もNew 3DSに対応しているソフトの1つ。
今回の検証動画では、「1：セーブデータを選択してからゲームを開始するまで」「2：クエストに出発してから開始まで」「3：エリア移動」「4：HOMEメニューからソフトを起動するまで」の4つのシーンで、読み込みにかかる時間を比較しています。その結果、3の「エリア移動」では旧3DSが2.56秒、New3DSが2.33秒とわずかな違いにとどまったものの、そのほかのケースでは数秒〜十数秒の違いがみられたそうです。動画では「クエスト中の差はほぼ無いが、起動時などはNew 3DSに軍配が上がる」という結論に（ただ、わずかでもエリア移動時間が短縮されるなら……！ という人は多いはず）。
また、この動画の元記事である、任天堂の「トピックス」ページには、カプコン開発スタッフによるコメントも。
これによると「モンスターハンタークロス」ではロード時間が短縮される以外にも、New3DSでプレイした場合、フレームレートが向上する（描画枚数が増え、アニメーションがよりなめらかになる）といった違いもあるとのこと。ただ、フレームレートの違いは動画では説明しにくいため（視聴環境によって動画のフレームレートが変わってしまう）、「3DSで『モンハン』をプレイされている方は、店頭の体験コーナーや、New3DSで『モンハン』をプレイされている方と比べてみてください」とトピックス内では呼びかけています。