【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)の外相理事会が1日、ブリュッセルで2日間の日程で始まり、年初から訓練を主体とした任務に移行しているアフガニスタンでの部隊駐留について、2016年までは1万2000人規模を維持する方針を決めた。
アフガンでは反政府勢力タリバンの攻撃が続いているほか、過激派組織「イスラム国」も存在感を強めている。米国は10月、駐留軍を16年末に撤収させる計画を見直し、5500人を残留させる方針を表明しており、NATOも部隊を維持する必要があると判断した。