ショートアニメ『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』で主要キャラクターを演じる声優の村瀬歩、たかはし智秋、松山鷹志、坂本頼光が1人3役を演じることが3日、わかった。原作はグダグダに生きるダメな武士・磯部磯兵衛(いそべ・いそべえ)を浮世絵風のタッチで描いたギャグ漫画。
主人公・磯兵衛は山下大輝が演じるが、村瀬らは兼役する。中島襄を演じることが発表されていた村瀬は、お犬様、六男いえのぶを担当し、母上役のたかはしは団子屋の娘さん、三男いえみつ、平賀源内役の松山は十二男いえよし、先生、そしてナレーションとして参加する坂本は志賀大八、徳川家康、十五男よしのぶを追加で担当する。
原作は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の仲間りょう氏によるギャグ漫画。10月26日に発売された同誌で、30秒程度の“豆アニメ”(ショートアニメ)化と、舞台化が発表されていた。
このほど、アフレコ終えた山下は「30 秒程度のショートストーリーなので、気軽に見ることができます。深く考えず、ぜひ己の本能のまま感じながら見てほしいです!」、村瀬も「他のジャンプ作品とは一味違う、くだらないけど、心に涼しい風が通るような感覚を生かせるようにキャスト・スタッフ皆で一生懸命取り組みました」とコメントを寄せた。
同アニメは同誌に「テレビ以外で見られるかも?」と予告されているが、詳細はまだ明かされていない。