12月1日に放送されたTBSラジオの『爆笑問題カーボーイ』で、新語・流行語大賞で「年間大賞」を受賞した「トリプルスリー」について語り、話題を呼んでいる。
「トリプルスリー」とは、プロ野球で打率3割、ホームラン30本、そして盗塁30個を同時に達成することを意味し、ソフトバンクの柳田悠岐選手とヤクルトの山田哲人選手が今季達成したことで、プロ野球ファンの間では話題となっていた言葉である。
しかし、一般的にはあまり馴染みのない言葉に、太田も「トリプルスリーとか、ほぼ知らないよね」と一言。野球が大好きな田中ですら、「俺は当然知っているんだけども、野球好きの俺でさえも、『そりゃあないよ』って思うからね、それは(笑)」と素直に喜べないようだ。
田中は「たとえば、かつて野球だったら『メークドラマ』とか、そういう流行ったフレーズはあるしね」「そういう『メークドラマ』みたいなのは、確かに昔(流行語大賞を)とっていますよ」と説明、太田も「『我が巨人軍は、永久に不滅です』とか」と例を挙げると、田中は「そう。そういうのだったら当時はないからアレだけど、流行語大賞があったらもう絶対に流行語大賞でしょう。だけど、『トリプルスリー』は本当に凄いことではあるんだけれど、しかもセ・パで1人ずつちゃんと出たというのはね」とその凄さを説明するも、「でも野球好きの俺でさえも『それはない』と思うもん」「だから本当はこれが流行語大賞になる世の中は良いよ。俺はね、野球好きとしては。だけど、正直・・・」と2015年を代表する流行語までの知名度には一歩及ばない現実を語った。
太田は「これ、波紋を呼ぶのは分かっててやってるんだろうね」と語ると、田中も「分かってると思うんだ」と同意。続けて「分かるよ。そりゃだって。だから、今現在の流行語大賞は『トリプルスリーはないよな』が流行語大賞だね、今。世の中で、一番話されている(笑)」と語った。
この田中の気の利いたコメントに、ネット上では「完全同意w」「来年の流行語大賞は『トリプルスリーはないよな』だなww」などの声が。ちなみにネット上でも「トリプルスリー」が選ばれたことに対する同じような意見が多く見られ、「ところでトリプルスリーって何?」「初めて聞いた」「多分"トリプルスリー"よりも"トリプルスリーって何?"の方が流行してるw」などの声も挙がっている。
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■12月のAOL特集