3日の日経平均株価は前日比1円77銭高の1万9939円90銭。朝方は、前日の米株安や指数寄与度の高いファーストリテイリング <9983> の下落が重しとなり、売り優勢で取引をスタートした。寄り付き後はプラス転換するなど底堅さも見えたが、今晩のECB(欧州中央銀行)理事会や4日の米雇用統計を控えて買い向かう動きは限定的。その後も材料難のなかで方向感なく推移し、前日終値近辺で取引を終えた。
業種別では、石油石炭製品、鉱業、保険が上昇。一方、電気・ガス、サービス、パルプ・紙は下落した。(編集担当:松浦直角)