ここ数年、ビッグデータや分析といったキーワードに注目が集まっています。高速なネットワーク、巨大なストレージ、高い処理速度が合わさることで大量のデータを随時流していく仕組みが整っています。
問題はそれを分析する方法です。コンピュータがより最適な解法を経験の中から見つけていくのが機械学習として知られています。そのためのプラットフォームとしてGoogleが開発したのがTensorFlowです。
TensorFlowでは計算結果をグラフで表示するための機能も備わっています。
こんな感じのグラフを出しました。
TensorFlowはGoogleが研究している機械学習をオープンソース化したものになります。それこそどれほどの資金が投入されたか分かりません。Googleの中でも音声認識、Google Photosにおける顔認識でも利用されているそうです。
TensorFlowは特にスケーラビリティがあり、モバイル端末でもGoogleのような巨大なデータセンターでも動かすことができます。多くの分析エンジンの基盤に用いることができるのではないでしょうか。
TensorFlowはPython製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。