リーガ・エスパニョーラは2日、2016-17シーズンから3年間の放映権契約に関する発表をした。スペイン紙『マルカ』や『アス』などが3日に詳細を伝えている。
発表によると、スペイン大手通信事業者『テレフォニカ』の子会社『モビスター』とスペイン大手メディア『メディアプロ』が、リーグ側と放映権契約で合意に達した模様。3年合計でおよそ26億5000万ユーロ(約3524億円)の契約が締結されるという。
『テレフォニカ』は年間2億5000万ユーロ(約333億円)で希望する1試合を毎節中継可能となっており、『メディアプロ』は年間6億3300万ユーロ(約842億円)で残り8試合の放映権を獲得した。
一方で、各節ごとに残されたリーグ戦1試合、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)、ハイライト等の放映権契約はいまだ結ばれておらず、今後も合計金額は上昇する可能性が残されている。
また、分配システムにも大規模な変更が加えられる。放映権による収益全体の45パーセントは1部クラブで均等に分配され、22.5パーセントは直近5年間に行われたリーグ戦の成績を参考に配られる。さらに他の22.5パーセントは観客動員数などの要素を考慮して支払われ、残りの10パーセントはセグンダ(2部)へ渡る。