米12月利上げ、強く示唆 FRB議長が議会証言
【ワシントン共同】米国の中央銀行、連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は3日、議会の上下両院経済合同委員会で証言した。雇用情勢が一段と上向き、物価も上昇するとの見通しを示した上で、金融政策を決める次回15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決める方針を強く示唆した。
イエレン氏は「今後数年間、景気は緩やかに拡大し、雇用も増え、物価も上がると想定している」と指摘。FRBが掲げている年2%の物価上昇率目標は「数年で達成できるだろう」と述べた。