2013年の発売から丸2年以上が経過している「Nexus 7」に、次世代モデルが登場するとの噂が浮上しています。この情報は、現地時間12月1日に中国版ツイッターことWeiboで伝えられたもので、米グーグルが次世代Nexus 7(2016年モデル)のプロジェクトを開始したとのことです。
画像はNexus 7(2013年モデル)
グーグルは今年9月末に、これまでと名称が異なる「Nexus 6P / 5X」や新型タブレットシリーズ「Pixcel C」を発表しましたが、Nexusタブレット端末については、2014年に発表したHTC製「Nexus 9」を最後に更新されずにいます。
Nexus 7は現在、2012年モデルと2013年モデルの2機種が存在しており、いずれも台湾ASUSが製造を担当してきました。しかし今回の情報では、次世代Nexus 7の製造は中国ファーウェイが担当するのが有力であるとしています。ファーウェイはNexus 6Pの製造を担当したメーカーで、今回の情報通りとなれば、これに引き続きNexusタブレット端末でも製造を担当することになります。
Nexus 6P
登場時期については伝えられていませんが、プロジェクトがすでに始動しているとすれば、2016年モデルとなるNexus 7は、5月から6月頃に開催される「Google I/O 2016」で発表される可能性があります。また、価格についてはNexus 9の日本での価格設定も含め、2013年モデルのNexus 7の価格帯(16GB Wi-Fiモデルで2万7800円、32GB Wi-Fiモデルで3万3800円)と同様になることが予想されます。
最近は、8.9インチのNexus 9や10.2インチのPixel Cといった大型タブレット端末がラインナップに並んできましたが、Nexus 7の新型モデルが来年ようやく登場することになるかもしれません。
[Weibo via PhoneRadar via Android Pit]