ノーベル賞授賞式への出発を前に、記者団の質問に答える大村智・北里大特別栄誉教授=5日未明、羽田空港
共同通信社

 【ストックホルム共同】ノーベル賞の授賞式に合わせ華やかな関連行事が繰り広げられるノーベルウイークが6日から始まる。梶田隆章・東大宇宙線研究所長(56)は4日に日本を旅立ち、大村智・北里大特別栄誉教授(80)も5日未明に出発した。スウェーデンでは、歴代の日本人受賞者が驚いた「国を挙げてのおもてなし」が2人を待ち受ける。

 梶田さんは出発前の記者会見で「スーパーカミオカンデの仲間と一緒に楽しみたい」と期待していた。大村さんも羽田空港で取材に応じ「(記念の)講演もインタビューもあるし、一生懸命やってこようと思います」とにこやかな表情で話した。

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