レベルファイブ企画・原作の『妖怪ウォッチ』の映画第3弾が、2016年冬に公開されることが6日、明らかになった。同日、都内で行われた第2弾『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』(19日公開)完成披露試写会で発表された。第2弾と同様、前作の”公開前”に新作が決定した。
【試写会の模様】武田鉄矢とジバニャンが「ニャンですか~!」でコラボ
司会を務めたテレビ東京の須黒清華アナウンサーから第3弾の制作決定がアナウンスされると、会場の子どもたちは驚きながらも拍手で大喜び。1年後の第3弾に待ちきれない様子を見せた。
昨年12月に公開された映画1弾となる『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』は、劇場前売券に限定メダルを特典に付けたところ、東宝史上最高枚数となる114万の販売を記録。観客動員数は700万人、興行収入78億円の大ヒットとなり、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『名探偵コナン』『ポケモン』に続く、ヒットコンテンツに堂々仲間入りを果たした。
今月19日に初日を迎える映画第2弾は、第1弾の“公開前”に制作および公開が決定し、”異例中の異例”と話題に。また、レベルファイブが送り出す新作『スナックワールド』のアニメも同時上映されることでも注目を集めている。
『妖怪ウォッチ』は、『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』に続く、ゲームソフト開発会社レベルファイブのクロスメディアプロジェクト。昨年1月にテレビ東京系で放送が始まったアニメ版を観た子どもたちの間でブームに火がつき、子どものみならず、大人を巻き込んだ社会現象を巻き起こした。
映画第3弾のストーリーなど詳細は今後、明らかになる。この日のイベントには、第2弾作品に声優として参加した女優の長澤まさみ(28)、堀ちえみ(48)、お笑いコンビの博多華丸・大吉、武田鉄矢(66)、高橋滋春監督、ウシロシンジ監督が登壇した。