【ロンドン共同】国際陸連は5日、2005年世界選手権(ヘルシンキ)の女子800メートルで銅メダルを獲得したタチアナ・アンドリアノワ(ロシア)にドーピング違反があったと明らかにした。筋肉増強作用のあるスタノゾロールに陽性反応を示し、メダルを剥奪される見通しとなった。AP通信が報じた。

 国際陸連は8月に05年世界選手権、07年世界選手権(大阪)で集めた検体を最新の技術で再検査した結果、28選手、32件のドーピング違反があったと発表している。法的手続きが終わるまで氏名は公表せず、暫定的に資格停止処分を科した。

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