毎年大みそかに放送されている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の「笑ってはいけない」シリーズ。今年で10年目を迎えるが、松本人志から「卒業宣言」が飛び出し、ネット上で話題となっている。
『「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」大晦日年越しスペシャル絶対に笑ってはいけない名探偵24時!』と題して放送される今回は、探偵事務所が舞台。新人探偵に扮した、ダウンタウン、月亭方正、ココリコの5人が、数々の“笑ってはいけない”トラップに挑むこととなる。
12月3日にはレギュラーメンバーが記者会見に出席。松本人志は、10年目の区切りということで、「卒業にふさわしい、ファイナルにふさわしい」番組になったとコメントし、これが「まさかの“卒業宣言”」と注目を集めているのだ。
松本の“卒業宣言”はあくまでもリップサービスといった雰囲気もあるが、毎年お尻を叩かれまくっているレギュラー陣はことあるごとに「もうやりたくない」などと発言しており、“笑ってはいけない”シリーズにうんざりしている様子。そのため、ツイッターでは、
「笑ってはいけないの卒業宣言が本物だったら来年の年末からが寂しいな」
と、終了してほしくないとの意見が多く投稿されていた。
しかし、10年も続いているとなると、少々のマンネリ化を感じるという声が多いのも事実。
「毎年シチュが違うだけで一緒やから面白くないんだよな」
など、シビアな意見も多く寄せられている。
そんな“笑ってはいけない”シリーズだが、視聴率のほうは、2014年が18.7%(第1部)、16.0%(第2部)、2013年が19.8%(第1部)、17.2%(第2部)、2012年が16.8%(第1部)、16.5%(第2部)といったように、いずれもなかなかの高視聴率を記録している(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これだけの人気コンテンツとなると、卒業もなかなか難しそうだ。
※当記事は2015年12月05日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。