「攻殻機動隊」の士郎正宗さんが「紅殻(こうかく)」の名を冠した作品を担当することでも話題で、12月5日から劇場版アニメが公開された「紅殻のパンドラ」。同日、テレビアニメが2016年1月8日からTOKYO MXほかで放映されることが発表されました。
原作は「角川ニコニコエース」で連載中。「攻殻機動隊」シリーズなどで知られる士郎正宗さんが原案、「エクセル・サーガ」などで知られる六道神士さんが漫画を担当した“近未来バディアクション”。脳以外を機械化した「全身義体」の少女・七転福音(ななころび ねね)が、最高級リゾート島で巻き起こるテロに立ち向かうというストーリーです。
テレビアニメの制作は「きんいろモザイク」「咲-Saki- 全国編」などを手がけたStudio五組。監督は「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の名和宗則さん。オープニング主題歌の「hopeness」、エンディング主題歌の「LoSe±CoNtRoL」ともにZAQさんが作詞作曲を務めます。
公開された劇場版の評判は上々のようで、「続きが気になる終わり方」「かわいい絵柄にかっこいい演出」「原作の雰囲気が出ている」「舞台挨拶で監督が頭を赤く染めてきた、気合い入りすぎ」などの感想が見られました。
なお、「攻殻機動隊」との関連については、同一の世界と明言はされていないものの、初期プロットでは「攻殻機動隊 ARISE」と同一の舞台にする予定だったというだけに、共通する設定は多々見られるようです。