リベンジポルノ、セクハラ、痴漢、ストーカー、パワハラ…―あなたは正しく対処できますか? | ニコニコニュース

『銀座の弁護士が教える 泣かない女になる方法』(竹森現紗/文響社)
ダ・ヴィンチニュース

 近年、女性ならではのトラブルである、セクハラ・痴漢・ストーカー・パワハラなどが増加し、大きな問題となっている。

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 都道府県労働局雇用均等室に寄せられたセクハラ被害による女性労働者からの相談件数は、6,725件で前年に比べ1,025件も増加。また、ストーカー事案の認知件数は2万2,823件で、前年に比べ1,734件増加。警察庁「平成26年中のストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等の対応状況について」によると、被害者の89%が女性だという。配偶者間(内縁を含む)における犯罪(殺人・傷害・暴行)の女性の被害者数は5,417件にのぼり、前年に比べ1,297件増加。深刻な社会問題となっていることがうかがえる。

 しかし、トラブルが増加している状況にも関わらず、対処法についてきちんと知らない人が多いことが「女性のトラブルと対処方法」の調査で明らかになった。トラブル解決に大切なのは、そのトラブルをどのように対処し、解決できるかどうか。

 そんな女性ならではのトラブル対処法を伝授する、『銀座の弁護士が教える 泣かない女になる方法』が2015年12月7日(月)に発売される。

 同書は、銀座で女性の相談を多く受ける弁護士の竹森現紗が、恋愛・ネット上・仕事・婚約・結婚にまつわる実際によく相談されるトラブルを違法かどうかだけでなく、「どのように対処をすべきか」について手順を追って説明し、アドバイス。法律の知識がなくてもトラブルに正しく対処できるようになる1冊だ。

 トラブルに遭遇した時にも、泣いてやりすごさず、正しく対処して一つ上の女性を目指そう。

<トラブル内容と対処例>


Q:「元カレから1日に100通のメールがきます」
A:すぐに最寄りの警察署に相談する。

Q:「別れた彼に貸した30万円を返してほしいです」


A: まずはメールで貸した証拠をつくる。

Q:「39歳で突然、婚約している彼から別れを告げられました」


A: 婚約が証明できれば慰謝料請求が可能。

Q:「タクシーの中で上司にキスされました」


A:会社に相談し、上司の異動を検討してもらう。

<とりあげているトラブル内容の一例>


恋愛
・彼がパソコンから私のLINEをのぞいています。
・泥酔状態だったとき知り合いの男に襲われました。

ネット


・ネット掲示板に実名つきで悪口を書かれました。
・別れた彼が私の裸の写真をネットにアップしていました。

会社


・パワハラを受けてうつ病になり解雇されました。
・妊娠したら会社から「辞めてくれ」と言われました。

婚約


・結婚式の2週間前に婚約破棄されました。

結婚


・夫の不倫相手に慰謝料を請求したいです。
・既婚者の子どもを妊娠しました。など。

■『銀座の弁護士が教える 泣かない女になる方法』


著:竹森現紗
価格:1,380円(+税)
発売日:2015年12月7日(月)
出版社:文響社

竹森現紗(たけもり ありさ)


アリシア銀座法律事務所 代表弁護士。一般社団法人相続診断協会 理事。福井県出身。慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、金沢大学大学院法務研究科を修了し、2008年に弁護士登録。国内大手渉外事務所などを経て、2013年、同事務所を銀座に開業。離婚・男女トラブル・相続・企業法務を中心に業務を展開しており、不倫やDVなど男女トラブルにおいては、メディアでの執筆や取材協力、多数。また、女性の社会進出や自立支援も積極的におこなっている。