安全保障関連法に反対する集会で発言する、タレントの石田純一さん=6日午後、東京・日比谷野外音楽堂
共同通信社

 安全保障関連法に反対する若者団体「SEALDs(シールズ)」と「学者の会」は6日、東京・日比谷野外音楽堂で集会を開き、関連法を廃止するために来年の参院選に向けて共闘しようと呼び掛けた。

 タレントの石田純一さんは「デモに参加していろいろなところでお叱りを受ける」と笑いを誘いつつ、「平和で安全な国をなぜ変えなければいけないか理解に苦しむ」と強調。大学1年の女子学生は「立憲主義が侮辱されたこの年を忘れない。私の尊い1票を安倍さんにはあげられない」と訴えた。

 共産党の志位和夫委員長ら野党議員らも参加し、集会後は銀座周辺をデモ行進した。