DigiTimesは4日(現地時間)、第5世代「Apple TV」の大量生産が、2016年第1四半期(1〜3月)に開始される見込みと伝えています。
第4世代「Apple TV」
今回、DigiTimesが台湾のサプライチェーン筋から入手した情報によると、この新型Apple TVは新たにヒートパイプ式の冷却機構を採用することにより放熱性能を向上させているほか、より高性能なCPUを搭載することでデバイス全体のパフォーマンスを大幅に高めるとともに、新たな機能も追加される見込みとのことです。
また今回、何人かの市場観測筋は、2016年における第5世代Apple TVの出荷台が2000万台を突破することに加え、その製造は台湾Foxconn Technologyではなく、「Apple Watch」の製造を独占的に担当する台湾Quanta Computerに発注される可能性を指摘されました。
異例のモデルチェンジを果たした「iPad(第4世代)」
仮に今回の情報が事実だとするならば、今年9月におよそ3年ぶりのメジャーモデルチェンジを果たしたばかりのApple TVが(過去記事)、早ければわずか半年程度でまたモデルチェンジを行うこととなります。
製品サイクルとしては非常に短いと言えますが、過去に「iPad(第3世代)」から「iPad(第4世代)」へのモデルチェンジをわずか7ヶ月程度で敢行したことを踏まえると、アップルが同様のスパンでApple TVの世代交代を画策していないとは断言できません。
実際に来年の早い段階で第5世代モデルが発売されたならば、第4世代モデルを購入したユーザーからは少なからず不満の声が漏れ聞こえてくることとなりそうです。