先日、次世代4.0インチiPhoneが2016年2月に登場するとお伝えしましたが(過去記事)、アップル関連の情報でお馴染みのKGI証券アナリスト、ミンチー・クオ氏からこの情報を肯定するレポートが出されました。レポートによると、4.0インチiPhoneは「iPhone 5s」に似たデバイスになるとのことです。
画像はiPhone 5s
今回のレポートでも、4.0インチiPhoneは先日の情報通り金属素材の筐体が採用されると伝えていますが、新たに「iPhone 6s」シリーズと全く同じカメラが採用されるとの情報が加えられました。
クオ氏によると、4.0インチiPhoneはA9プロセッサを搭載し、アップルの独自モバイル決済システム「Apple Pay」に対応するとのことです。A8プロセッサが採用されるとの情報も伝えられていましたが、A9プロッセッサの搭載はクオ氏のこれまでのレポートでも一貫したものとなっています。
iPhone 6sシリーズで初めて搭載された「3D Touch」技術については、4.0インチiPhoneに採用されないとしており、他の情報源と一致しています。
パーツを既製品と揃え搭載する機能を絞ることで、価格は400〜500ドル(4万9000〜6万1000円)と、iPhone 6sシリーズなどと比べて手頃なものになる見込みとしています。
デザインでは2.5Dカバーガラスを採用し、iPhone 6sシリーズ同様わずかに湾曲したディスプレイになる模様です。また、カラーは、シンプルなシルバーとスペースグレーの2種類となり、ゴールドモデルは存在しないとのことです。
今回のレポートでは名称についての報告はなされていません。4.0インチiPhoneの名称をめぐっては、これまでに「iPhone 6c」や「iPhone 7c」、「iPhone 5s Mark II」になるとの情報が伝えられています。
4.0インチiPhoneは来年1月に発表され、2月に発売されるとの情報もありましたが、クオ氏は出荷時期を2016年早期としており、3月から4月にかけての可能性が高いとしています。
クオ氏は今年春ごろから、2016年に4.0インチiPhoneが発売されるとのレポートを出しており、サプライヤーに近い台湾系メディアの多くもクオ氏と同様の内容で伝えています。iPhone 5s / 5c以降新しいデバイスが登場していなかった4.0インチモデルですが、ようやく来春に登場する可能性がありそうです。