Windows Centralは1日(現地時間)、フラッグシップ級のスペックを備えた新型端末「Surface Phone」が、2016年下半期中に登場する見込みと伝えています。
パノス・パナイ氏
Windows Centralが新たに関係筋から入手した情報によると、2015年5月ないし6月頃の登場がかつて噂されていたSurface Phone(過去記事[1]、[2])は、その計画がキャンセルされたとのことです。これまでの情報では、米インテル製のプロセッサを搭載し、エンタープライズ分野向けに開発されたミッドレンジモデルとしての登場が伝えられていました。
一方で、「Surface Pro」シリーズや「Surface Book」の設計を担当した米マイクロソフト幹部のパノス・パナイ氏および同氏の率いる開発チームによって、現在フラッグシップ級のスペックを備えた “新生Surface Phone” の開発が進められており、2016年後半に登場する見込みとされています。
画像は「Lumia 950」のもの
また、キャンセルされたSurface Phoneは、マイクロソフトによって買収されたNokiaから引き継がれたプロジェクトだったことも、今回関係筋によって指摘されました。
なお、以前の情報では、Surface Phoneが「究極の生産性」を追求した端末として登場する可能性が指摘されていましたが、残念ながら、新生Surface Phoneがどのようなコンセプトに基づいて開発されているかについては明らかにされていません。詳細なスペックに関しても確たることは一切判明しておらず、続報に期待したいところです。
[Windows Central via Phone Arena]