新年まであとわずか。年末を迎えると、「あ、お年玉あげなきゃ」と思い出す人も多いだろう。新年のあいさつの際、親戚の子どもにあげるのが一般的だけど、なかには親や祖父母にお年玉を渡す人もいるのだとか。
では実際に、どれくらいの人が親や祖父母にお年玉をあげているのだろうか。20代の社会人男性200人にアンケート調査をしてみたところ、実に29人が両親や祖父母(または両方)にお年玉を渡したことがあると回答した(協力/アイリサーチ)。
約15%の人が、親や祖父母にお年玉を渡した経験があるとは、意外にも多い数字。「渡したことがある」と答えた人に、どんなきっかけで渡したのか、その理由を聞いてみた!
〈親や祖父母にお年玉を渡すようになったきっかけは?〉
やはり、自身の「定期的な収入」を理由に挙げる人が目立つが、なかには定年、病気など、親の年齢や事情の変化がきっかけになることもあるよう。ちなみに、渡す金額は「5000円~1万円未満」と答えた人がもっとも多く、48.3%だった。
では、お年玉をもらう側の意見はどうだろう。周辺調査で聞いてみたところ、
「気恥ずかしいが、稼ぎのいい三男が毎回1万円包んでくれるのでありがたく受け取っています」(65歳男性)
という声が上がった。お年玉を渡す前に、両親(祖父母)との関係性や性格を見極めておく必要がありそうだ。とはいえ、お年玉を渡す行為自体はポジティブにとらえられている模様。
もし「子どもからお年玉をもらうなんて…」と断られてしまったら、誕生日プレゼントや出張土産など、さりげない贈り物を届けてみてはいかがだろうか。
(橋本 岬/アバンギャルド)
※当記事は2015年12月06日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。