わたしの夢には知らない人は出てきません。多くの人数がいたとしても、まったく面識のない人はいなくて、例えば、芸能人のような有名な方も見たことがないですね。なので、夢が、ものすごく身近なものに感じます。
知人に真逆の人がいました。知り合いが出てこないそうです。全員、知らない人ばかりの夢。わたしからすると、少し、不気味な感じがします。異国の砂漠で、現地の人に混ざりながら、ひたすらオアシスを目指している夢とか。そんな夢ばかりで、言語すら、日本語ではないことも多いと話していました。
タイトルを繰り返します。
あなたの夢には“知らない人”や“行ったこともない場所”が出てきますか?
場所は、知っているところと似たような風景が多いです。似ているけれど、違うんですね、少しだけ。部分的にちぎって、バラバラに貼りつけたような街が出てきます。実際にある道路なのに、角を曲がると別の世界が広がっている……それがふつうです。
あと、何度も同じ街が出てきます。「あ、ここ、以前に来たことがある……」。そんな気持ちになります。夢のなかで、別の、もうひとつの世界があるようです。それは小さな頃からでした。
胡蝶の夢、という、故事が浮かんできます。
起きた瞬間、そこが夢なのか現実なのか分からないなんて、よく、経験しています。ほんの一瞬……おそらく、時間にして数秒のことでしょう。それは、わたしの夢が、あまりにも平凡だからかもしれません。
ひとつだけ、気になることがあり、それは忘れていたような知り合いが夢に出てきたときです。夢の知らせ、というやつですね。幸か不幸か、わたしにはそんな未知の能力は皆無です。その知り合いに何かが起こったとかは一度もありませんね。
夢にも個性が反映されているのでしょうか?個性……少しニュアンスが伝わりにくかったですね……人それぞれ、夢も違っている、そういう意味合いです。わたしの夢、そして、他人の夢、ひとりずつの世界がある……地球上でどれほどの夢がつくられているのでしょう。
もう一度、タイトルを繰り返します。
あなたの夢には“知らない人”や“行ったこともない場所”が出てきますか?
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