中2、ウイルス販売容疑追送検へ 未成年者の間で取引横行か
コンピューターウイルスを販売したとして、警視庁などが、不正指令電磁的記録提供の疑いで、札幌市の中学2年の少年(14)を8日に追送検する方針を固めたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。ウイルスを購入した取得容疑で、千葉県の男子高校生ら未成年の4人も書類送検する。
警視庁は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで知り合った中高生ら未成年者の間で、ウイルスの売買や悪用が広まっているとみて、全容解明を進める。
捜査関係者によると、少年は海外の匿名掲示板に「不正送金ウイルスを格安で販売しています」などと書き込み、対価としてギフトカードを送らせていた。