宇宙基地運用延長に参加決定 アジアにきぼう利用提供が条件
政府の宇宙開発戦略本部(本部長・安倍首相)は8日、首相官邸で会合を開き、米航空宇宙局が提案する国際宇宙ステーション計画の24年までの運用延長に参加する方針を決定。
日本実験棟きぼうを利用した科学実験の機会を、アジア諸国に提供するのが参加条件。きぼうの利用時間をほぼ折半している米国の同意を得る方向で交渉している。
同日決定した宇宙基本計画の工程表に盛り込んだ。首相は「工程表を着実に実行し、攻めの宇宙戦略に取り組んでいく」と述べた。
政府は、宇宙活動の手段を持たない国々に利用機会を提供することで、アジアでの日本や米国の立場を高めることができると期待している。
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