スクウェア・エニックスの人気RPG「ドラゴンクエスト」シリーズをモチーフとしたリアル脱出ゲーム「竜王迷宮からの脱出」が、2016年5月13日（金）から15日（日）に幕張メッセ展示ホールで開催されることが発表された。
【ドラクエ30周年でリアル脱出ゲームとコラボ 謎を解いて竜王に挑め！の画像・動画をすべて見る】
さまざまなリアル脱出ゲームを手がけるSCRAPとのコラボ企画である本イベントは、2016年に発売から30周年を迎える「ドラゴンクエスト30周年記念プロジェクト」の一環として行われるもの。
参加者が「ドラクエ」の登場人物に扮し、町で聞き込みをして情報を入手。謎を解きつつ、ラスボスの竜王に挑戦する。チケット料金は、前売りが3,900円（税込）。当日が4,400円となっている。
リアル「ドラクエ」を体験できる脱出ゲーム！ 竜王を倒せ！
「ドラゴンクエスト」シリーズは、1986年の発売以降、累計6,600万本以上を出荷し、国内外問わず愛されて続けている伝説的RPG。
そんな人気作が、2016年5月27日（金）に発売30周年を迎えるにあたり、リアル脱出ゲームとコラボを果たすこととなった。
「竜王迷宮からの脱出」では、リアルな「ドラクエ」の世界を体験しながら仲間と共に冒険を楽しむことができる。ゲームシステムは次の通り。
まず、入り口で4人パーティをつくり、冒険がスタート。パーティでは戦士・魔法使い・僧侶・遊び人の中からそれぞれ職業を選ぶ。パーティの中に同じ職業が2人存在することはできず、全員別の職業にしなくてはならない。
職業によって違う「冒険の書」を受け取り、フィールド上に隠された「しるし」を冒険の書に刻みながら、物語を進めていく。フィールドの奥深くにある竜王城では制限時間内に謎を解き明かし、竜王に挑戦することになる。
竜王城で全滅したパーティは教会で復活することができるが、ゴールド（1人1,000円）が失われることに……。すべての謎を解き明かし竜王を倒して世界を救うことができるかは否かは、チームワーク次第となっている。
イベント開催によせて、シリーズのゲームデザイナー・堀井雄二さん、SCRAP代表の加藤隆生さん両名からコメントが届いている。
どうも堀井です。
リアル脱出ゲームは、これまで何度か挑戦させてもらいましたが、まだ一度もクリアできず、そのたび悔しい思いをしているのですが(笑)。
そんな難解な脱出ゲームと、努力を重ねれば、ほとんどの人がエンディングを迎えることが出来るドラゴンクエスト。
このふたつがコラボすれば、どんなことが起きるのか?
ボク自身、今からドキドキがとまりません。
才能ある加藤さんのことですから、ドラゴンクエストの世界観を見事に再現したリアル脱出ゲームになることでしょう。
超期待です!「ドラゴンクエスト」シリーズ ゲームデザイナー・堀井雄二さんのコメント
ずっと物語の中に入りたいと思っていた僕が「物語の中に入れた!」と初めて感じたのがドラゴンクエストでした。
退屈な日常に、とんでもない冒険がやってきました。あの興奮はずっと僕の中で失われずに続いていて、その興奮が
「リアル脱出ゲーム」をつくらせました。いわばドラゴンクエストはリアル脱出ゲームの生みの親です。今回、いつか成し
遂げたいと思っていた「現実世界でドラクエを遊ぶゲーム」を作らせていただけることになりました。こんなに光栄なこと
はないし、こんなに興奮することはないです。会社全体が死ぬ気で作っています。死ぬ気で遊びに来てください。株式会社SCRAP 代表・加藤隆生さんのコメント
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