【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)1月渡しが一時、1バレル=36ドル台後半まで下落し、2009年2月以来約6年10カ月ぶりの安値水準となった。

 先週末に石油輸出国機構(OPEC)が減産を見送ったことで供給が過剰になるとの見方から一段と値を下げた。午前9時15分現在は、前日比0・59ドル安の1バレル=37・06ドルをつけた。

 原油先物相場の7日の終値は前週末比2・32ドル安の1バレル=37・65ドルと急落。その後の時間外取引でも一段と下落していた。

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