●勇者の行動によって変化する多種多彩なストーリー
日本一ソフトウェアは、2016年2月25日発売予定のプレイステーション Vita用RPG『勇者死す。』について、本作のゲーム性や物語などに関する最新情報を公開した。
今回の記事では、『勇者死す。』を形作るシステムや、そこから展開される多様な物語をご紹介。また、魔王亡き後、逃げ延びた魔王の配下たちに関する情報も到着した。
【画像42点】「『勇者死す。』くり返される5日間をどう過ごす? 本作の“多様性”やまた世界の各地に潜む魔王軍の残党をチェック」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)
●くり返される 似て非なる5日間
勇者は神様から5日間の命を与えられ、自分の救った世界を見て回る。この5日間の過ごしかたに決まりはなく、世界を冒険するのもヒロインたちの問題を解決するのも、何もせずに時間を持て余すのも自由だ。『勇者死す。』はこのような5日間を何度もくり返すが、ゲームシステムや複雑に絡み合う物語によって、毎回異なる冒険をすることができる。今回はこうした5日間に多くのバリエーションをもたらすゲームシステムと、勇者の身に降りかかる展開の一部を紹介しよう。
■借りられた時間を有効に使おう
◆弱体化と疲労度
勇者には“疲労度”というステータスがあり、この“疲労度”は時間の経過とともに蓄積されていく。“疲労度”がたまっていると、勇者が弱くなるスピードが速まる。5日間まったくく休まないでいると、勇者の最大HPが1になるほど弱くなってしまう。勇者の弱体化を少しでも食い止めたい場合は、街の宿屋やキャンプで休憩をして、“疲労度”を回復させよう。ただし、休憩をすると時間が経過してしまう。勇者のステータスをとるか、貴重な時間を確保するかで、物語の進行にも影響が出るのだ。
◆移動手段
■勇者の身に降りかかる選択と展開
◆フローラとの結婚!?
フローラがくれるアイテムが他のヒロインは欲していたり、ストーリー進行のために必要なアイテムであることもある。とりあえず“結婚する”というのも選択肢ではあるが、ほかの仲間がどう思うかはわからない……。
◆かつての仲間との戦い
◆捕らわれのヒロイン
◆魔王も復活?
◆プレゼント
◆真紅のバラ
◆勇者の子どもを残す
■新システム
●魔王亡き後の魔物たち
『勇者死す。』では、魔王が討伐されてもすべての魔物がいなくなるわけではない。森や洞窟、廃墟など、世界各地に魔王軍の残党が落ち延び、なかには人間や亜人種たちの生活圏を脅かすような場所にはびこる魔物もいる。今回は生き残った魔王の配下のなかでも実力があり、魔王亡き後も猛威を振るう2体の魔物を紹介する。
◆ブラッディ
「この坑道にお前の血で真っ赤な池を作ってやるぜ!」
粗暴な性格や荒々しい言動が目立つが、個の能力が高く、戦時中は魔王を守る役目を与えられていた魔物。魔王ギールへの忠誠心が高いため“魔王の番犬”と呼ばれていた。戦後はナオミたち鉱山の民、穴民(あなたみ)が仕事場としている坑道に棲みついている。
戦後、坑道に棲みついたブラッディは、穴民(あなたみ)に大きな被害をもたらしている。そこでナオミから「ブラッディを倒して欲しい」と頼まれる。魔王を倒した直後の勇者ならば、難なく倒すことができるが、弱りきった状態だと苦戦を強いられることになる。
◆バルドス
「嵐を止める方法はひとつ。貴様の命、我に差し出すがいい!」
忠義と名誉を重んじる魔物の武人。魔王が討たれたとの報を受けると、ひとり死に場所を求め、とある洞窟に流れ着く。魔王を倒した勇者や同胞を倒した人間や亜人種を怨み、周辺海域に嵐を巻き起こし、航路をふさいでいる。
バルドスがいる洞窟は地理的には離れた街と街を繋ぐ航路に影響を与えやすい場所に位置している。バルドスを倒すと、この航路が使えるようになり、より効率的な移動手段を得ることができる。
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