落語家・三代目桂枝太郎(@Edataro_Katsura)の“「行けないけど頑張ってください」は本当にいりません。”ツイートに対し、賛否の声が上がる中、『テニスの王子様』の跡部景吾などで知られる声優の諏訪部順一(@MY_MURMUR)もTwitterで言及し、話題となっている。
桂がTwitterで指摘した「行けないけど頑張ってください」発言とは、イベントなどの告知に対し、行きたくても諸事情で行くことができないファンが、せめてもの気持ち送る一種の応援コメント。これに桂は「例えるなら『ラーメン屋、開店しました』『食べないけど頑張ってください』(中略)的な。ってか、言われんでも頑張りますよ!」と、持論を展開。これにネットは「行けませんとか言われても悲しいだけだもんね…」「金を落とせないヤツは何も言うなってことなんですね」などと賛否両論となる中、諏訪部もこの問題に対しツイートを連投した。
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まぁ確かに「行けません」「見られません」系のメッセージは凹みます。どうしても何か言っときたいなら「がんばって!」だけでいいんじゃないかな?とも思います。ですがまぁ、そういうのも受け止められてナンボかな~、なんて今の自分は思うわけです。
『チケット取れず行けません』も結構ありますよね。それはそれとパフォーマンス出来る方もいれば、「心苦しい、申し訳ない」そういう気持ち背負い続け本番迎える方もいます。どういう気持ちでステージに上がって欲しいのかな?メッセージは相手の性格見極めた上でがよろしいと思いますよ。
感じ方は人それぞれなので難しい。でもまぁ、難しいと諦めてしまうのではなく、相手の価値観考慮した上での「思いやり」ってのを持ってやっていけるとイイですね。あ、自分はバッチコイ頑張るぜ!な境地にどうやら至る事が出来たようなので、安心して下さい(笑)
<諏訪部順一のTwitter(@MY_MURMUR)より>
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ほか、「自分を応援して下さっている方、出演公演のチケット取れなかったぞコノヤロー!と行き場のない思いを抱える」ファンについては、「御手紙を下さい。御手紙は100%読みますので」とコメントを送った諏訪部。
これにネットでは、「行けない報告は前からいらないと思ってた」「頑張るぞと燃え上がってるところに水差してる感じだもんな」と諏訪部に同感する声も上がる中、「書いた方は悪気はなく、けど自分はこういう気持ちなんですって伝えたいだけなんだろうけどね」「大好きなアーティストさんのライブや演劇とか、地方だし、本当滅多に行けないけど、せめて現場が最高であればと、応援のつもりで書いてた」「それ位いいんじゃないのかなぁ」などと、複雑な心境を抱くファンも見られる状態だ。
諏訪部に限らず、人気声優が出演するイベントとなると、チケットの倍率が高くなることがほとんど。行きたかったのにチケットを入手できず、泣く泣く参加を諦めるファンはもちろん、ほかにも「地方在住で都市部開催のイベントには行けない」「学生だから金銭的に難しい」などという悩みを抱えるファンもいるだろう。
以前にもデーモン閣下が「心の中に納めてもらい、作者(演者)にはわざわざ伝えないほうが良いよ、ということなのである」と、取り上げた「行けないけど頑張ってください」発言。彼らたちの訴えはファンに届いているといいのだが……。