保育所の死亡乳児は頭を骨折 神奈川県警、事件の可能性

 神奈川県平塚市の無認可保育所で死亡した生後4カ月の男児は、頭の骨が折れていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。県警は外部から強い衝撃を受けたとみて、事件の可能性も視野に調べている。

 県警は既に、男児が寝ていたベッドや布団などの任意提出を受けた。

 捜査関係者によると、男児に目立った外傷はなかったが、司法解剖の結果、頭の骨が折れ、脳に損傷を負っていることが分かった。揺さぶったりするだけでは、骨が折れることは通常ないという。

 平塚署によると、6日午前4時半ごろ、平塚市宮の前の無認可保育所の男性職員が「子どもが息をしていない」と119番した。