マレーシアのクアラルンプール国際空港に放置されたジャンボ機3機のうち2機=9日(AP=共同)
共同通信社

 【クアラルンプール共同】持ち主は名乗り出て―。マレーシアのクアラルンプール国際空港に、ジャンボ機として知られるボーイング747―200が3機、1年以上にわたり放置されていることが10日分かった。空港の運営会社は、21日までに引き取りに来なければ「売却するか処分する」と警告している。

 3機とも白く塗装され、航空会社のロゴなどは消されている。現在は運航していない機体とみられる。運営会社は7日付のスター紙など主要2紙に3機の写真付きの公告を掲載した。未払いの駐機料も請求する方針だ。