ユーキャンは12月10日、今年1年を振り返りながら、2016年のトレンド予測に関する意識調査の結果を発表した。
この調査は、20〜40代男女996人を対象に行われたもの。2015年に起きた出来事のうち印象に残ったものをたずねたところ、政治・経済面での1位は「マイナンバー通知スタート」(44.7%)、2位は「杭打ちデータ改ざん問題」(33.4%)、3位は「ISILによる邦人拘束事件」(32.9%)だった。一方、文化・スポーツ面での1位は「ドローン問題」(40.1%)に。以下、2位「又吉直樹さん『火花』、芥川賞受賞」(38.4%)、3位「2020年東京五輪、エンブレムデザイン盗作騒動」(37.9%)が続いている。
次に、2016年に予定されている出来事や話題になりそうなトピックのうち、気になるものを質問。政治・経済面での気になるトピックを聞いたところ、62.7%の人が「『マイナンバー制度』開始」と回答し、来年話題になりそうなこととしても1位になった。
一方、文化・スポーツ・自然/科学技術関連のトピックでは、今年の盛り上がりを受けて続く「ラグビーブーム」と「リオデジャネイロオリンピック」が同率1位(27.2%)として選ばれ、続いて「任天堂初のスマホアプリ提供」(14.8%)、「新たな祝日『山の日』実施」(13.4%)という結果になっている。
また、ユーキャンの調査ということで、2016年に予定されている出来事を踏まえた上で、“2016年に武器になりそうな資格”についても質問。こちらは3年連続で「ファイナンシャルプランナー(FP)」が1位となり、以下、2位「TOEIC」、3位「社会保険労務士」、4位「ケアマネージャー(介護支援専門員)」、5位「宅建」という結果になっている。