太り気味の人は週末に揚げ物を食べていた - 体と食生活の調査 | ニコニコニュース

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ドコモ・ヘルスケアはこのほど、からだと食生活に関する調査・分析の結果を発表した。調査は同社が運営する「からだの時計 WM」内にある「管理栄養士相談サービス」の利用実態をもとに行ったもの。2015年3月~10月末の期間、のべ785名の利用データおよび利用者から投稿された食事の写真を分析した。

調査では、BMIが18.5未満を「やせ過ぎ・やせ気味」、18.5以上25未満を「普通」、25以上30未満を「太り気味」、30以上を「肥満」と分類し、結果を分析した。はじめに夕食の食事時刻を分析すると、「太り気味」の人の食事時刻が遅い傾向にあることがわかった。特に22時以降の食事が最も多く、夜型の食生活をしていることが伺える。

次に、夕食の食事内容を分析したところ、「太り気味」の人が最も頻繁に揚げ物を食べているという結果が出た。「太り気味」の人は月に3~4回程度揚げ物を食べていて、「肥満」の人の2倍の頻度となっている。

さらに、「太り気味」の人の揚げ物の摂食傾向を調べると、特に金曜日と日曜日の摂食率が高くなっていた。金曜日と日曜日は全体の平均に比べて1.5倍の頻度で揚げ物を食べている。これらの結果を受けて、同社は「全体を通して『太り気味』の人の方が、『肥満』の人よりも健康課題を意識しておらず、食生活が乱れがちなようです」とコメントしている。

管理栄養士の小島美和子氏は「夜は脂質の代謝が落ちるので、胃腸に負担がかかり体脂肪に変わりやすくなります」と指摘。その上で、「遅い時間の飲み会に参加する場合は、油脂の多いつまみ(肉類や揚げ物など)は控えるようにしましょう」とアドバイスしている。