京都府警が押収した、清水寺で盗撮に使われたカメラなどの機器類=10日午後、京都・東山署
共同通信社

 京都府警は10日、インターネット上で盗撮写真が多く見つかった清水寺(京都市東山区)の取り締まりを観光シーズンに合わせて強化し、計7人を府迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで摘発したと発表した。

 ネット上で清水寺が「盗撮スポット」とする書き込みがあり、府警は昨年秋ごろから境内での盗撮画像もネット上で多数発見。寺周辺の聞き込みで「観光シーズンには望遠カメラを持った男が仁王門階段下から見上げるように撮影している」などの情報があり、9月末から取り締まりを強化していた。

 府警によると、7人は31~52歳。3人を逮捕、3人を書類送検、1人を近く書類送検する。