アカデミー賞の前哨戦としても注目される第73回ゴールデン・グローブ賞のノミネーションが現地時間12月10日に発表された。トッド・ヘインズ監督作『キャロル』(日本16年2月11日)が最多4部門5ノミネートを果たしたほか、日本からは坂本龍一が『レヴェナント:蘇えりし者』(16年4月公開)で作曲賞にノミネート。授賞式は現地時間16年1月10日に開催される。ノミネートされた作品は下記の通り。【Movie Walker】
【写真を見る】女優賞Wノミネートを含め、最多4部門5ノミネートを果たした『キャロル』(16年2月11日公開)。ほかノミネートされた作品の画像はこちら
<第73回ゴールデン・グローブ賞ノミネーション(映画部門)>
■作品賞(ドラマ部門) 『キャロル』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『レヴェナント:蘇えりし者』、『ROOM(原題)』、『スポットライト(原題)』
■作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』、『JOY』、『オデッセイ』、『Spy(原題)』、『Trainwreck(原題)』
■主演女優賞(ドラマ部門) ケイト・ブランシェット『キャロル』、ブリー・ラーソン『ROOM(原題)』、ルーニー・マーラ『キャロル』、シアーシャ・ローナン『ブルックリン(仮題)』、アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』
■主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門) ジェニファー・ローレンス『JOY』、メリッサ・マッカーシー『Spy(原題)』、エイミー・シューマー『Trainwreck(原題)』、マギー・スミス『The Lady in the Van(原題)』、リリー・トムリン『Grandma(原題)』
■主演男優賞(ドラマ部門) ブライアン・クランストン『Trumbo(原題)』、レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』、マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』、エディ・レッドメイン『リリーのすべて』、ウィル・スミス『コンカッション(原題)』
■主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門) クリスチャン・ベール『マネー・ショート 華麗なる大逆転』、スティーブ・カレル『マネー・ショート 華麗なる大逆転』、マット・デイモン『オデッセイ』、アル・パチーノ『Dearダニー 君へのうた』、マーク・ラファロ『Infinitely Polar Bear(原題)』
■助演女優賞 ジェーン・フォンダ『YOUTH(原題)』、ジェニファー・ジェイソン・リー『ヘイトフル・エイト』、ヘレン・ミレン『Trumbo(原題)』、アリシア・ヴィキャンデル『Ex Machina(原題)』、ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』
■助演男優賞 ポール・ダノ『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』、イドリス・エルバ『Beasts of No Nation(原題)』、マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』、マイケル・シャノン『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』、シルヴェスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』
■監督賞 トッド・ヘインズ『キャロル』、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』、トム・マッカーシー『スポットライト(原題)』、ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、リドリー・スコット『オデッセイ』
■脚本賞 トム・マッカーシー&ジョシュ・シンガー『スポットライト(原題)』、アーロン・ソーキン『スティーブ・ジョブズ』、クエンティン・タランティーノ『ヘイトフル・エイト』、エマ・ドナヒュー『ROOM(原題)』、チャールズ・ランドルフ&アダム・マッケイ『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
■作曲賞 カーター・バーウェル『キャロル』、アレクサンドル・デスプラ『リリーのすべて』、エンニオ・モリコーネ『ヘイトフル・エイト』、ダニエル・ペムバートン『スティーブ・ジョブズ』、坂本龍一&アルヴァ・ノト『レヴェナント:蘇えりし者』
■主題歌賞 Love Me Like You Do(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』)、One Kind of Love (『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』)、See You Again (『ワイルド・スピード SKY MISSION』)、Simple Song #3 (『YOUTH(原題)』)、Writing's on the Wall (『007 スペクター』)
■アニメーション映画賞 『Anomalisa(原題)』、『アーロと少年』、『インサイド・ヘッド』、『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』、『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』