テレビアニメ「長門有希ちゃんの消失」の舞台とされる兵庫県西宮市で、同作と関連する市内のスポットを紹介する「聖地巡礼マップ」が配布されている。有希の通学路や初詣に行った神社のほか、市内の観光スポットなどが紹介されており、西宮市役所などで手に入れられる。市内の三つの図書館を巡るスタンプラリーも実施している。
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「長門有希ちゃんの消失」は、同市が舞台のモデルとなった人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズのスピンオフマンガが原作。市の観光振興課とともにロケハンに協力した地域情報サイト「西宮流(スタイル)」が聖地巡礼マップを制作した。同サイトの担当者は「私たち、暮らす者が大切にしている普段の何気ない風景が、遠くから訪ねてきてくれたファンにとっても大切な場所になればすてきだなと企画しました」と話している。
聖地巡礼マップの配布場所は、西宮市役所のほか、支所・サービスセンター、西宮市立図書館(中央、北口、鳴尾、北部)、にしのみや観光案内所、こうしえん観光案内所、ららぽーと甲子園内の西宮市情報発信スペース「クリエートにしのみや」、西宮観光協会など。
図書館スタンプラリーが行われているのは、市内の中央、北口、鳴尾の三つの図書館。全てのスタンプを集めると、しおりや図書館貸出券風のカードがもらえる。マップの配布とスタンプラリーは2016年3月31日まで。16年1月8日〜3月2日には西宮市立中央図書館で展示「北高文芸部の本棚〜長門有希ちゃんと西宮〜」も開催される。