漫☆画太郎の「珍遊記」がまさかの実写化! | ニコニコニュース

松山ケンイチが「珍遊記」で坊主頭&パンイチに!
Movie Walker

1990年より週刊少年ジャンプにて連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した、漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」が、松山ケンイチ主演で実写化。映画『珍遊記』として16年2月27日(土)より公開されることが決定した。

松山といえば、『デスノート』のLをはじめ、『デトロイト・メタル・シティ』のヨハネ・クラウザーII世、「ど根性ガエル」のひろしなどの個性的なキャラクターを演じてきた。今回は、坊主頭にパンツ一丁という山田太郎そのままの格好でさらに振り切れた演技を見せてくれそうだ。松山は本作について「しばらくの間、僕を裸にしてくれる作品がなかったので受けさせて頂きました。自分としては良く脱げた方だと思います」とコメントしており、脱ぎっぷりに期待がかかる。

メガホンをとるのは、『地獄甲子園』(02)『魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE』(04)『激情版 エリートヤンキー三郎』(09)など数々の原作を映画化してきた山口雄大。そして脚本は、キングオブコント2011&2013で決勝にも進出したお笑いトリオ・鬼ヶ島のリーダー兼小ボケ担当のおおかわらと、「銀魂゜」「おそ松さん」など、話題のアニメ作品にも携わっている放送作家の松原秀が務める。

山口監督は「実写版『珍遊記』は、より画太郎作品の本質を捉えたものになっていると思います。一般的に、画太郎作品はドギツイ絵柄やエキセントリックな描写に目を奪われがちですが、ほんとの中身は小学生レベルのピュアさを持っているんです。だから画太郎作品はアンダーグラウンドではなく、少年ジャンプなんですね。冗談で“暗黒のピクサー”なんてことをスタッフに言ったりしながら(笑)小中学生が楽しめるもの。ということをテーマに作りました。小学生が学校でパンイチ登校とかしてくれて、PTAから『珍遊記』禁止とかになってくれれば、なおのこと嬉しいです」と語っている。

本当に実写化できるのかと不安になってしまうほど、原作には個性的すぎるキャラクターが登場するが、松山以外のキャスティングはどうなっているのか?気になるところだ。ちなみに原作者の漫☆画太郎は「史上最低の糞映画にしろって言ったのに、なんでこんなに面白くしたんだ バカヤローッ!!◯◯の巨人の監督に撮り直させろーーッ!!!」とコメントをしている。【Movie Walker】