かつてアーセナルなどで活躍した元ブラジル代表MFジウベルト・シウヴァが現役引退を発表した。ブラジルメディア『Terra Esportes』など各メディアがコメントを伝えた。
G・シウヴァは現役引退に際して以下のようにコメントしている。
「治療のために2年間サッカーから離れて過ごし、人生の多くの部分が変わった。他の目標に挑戦する好機だということ、家族とともに子どもが成長するのを見守っていく時だと思っている。そして最近は僕自身のキャリアについて問われることが多いが、今日この場で発表する。アスリートとしてのキャリアに終止符を打つよ。今日から新たなスタートだ」
現在39歳のG・シウヴァはアメリカ・ミネイロの下部組織出身で、1997年にプロデビューを果たした。その後、2000年にライバルクラブのアトレチコ・ミネイロへ移籍。2002年にアーセナルへ加わった。ブラジル代表として臨んだ日韓・ワールドカップで優勝を果たすと、2002年のアーセナルでは2003-04シーズンのプレミアリーグ無敗優勝や2003年と2005年のFAカップ制覇。さらに2005-06シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝進出も果たしている。2008年のアーセナル退団後はパナシナイコス、グレミオを経てアトレチコ・ミネイロに復帰。2013年を最後に所屬クラブがない状態が続いていた。