11日に放送された「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)にゲスト出演した、お笑い芸人の海原やすよともこ。
女芸人としてひとくくりにされることに対して、断固として拒否する態度を示した。
やすともの二人がデビューしたのは20歳前後。
当時は、あまり女性の芸人はいなかった。
「(最近は)女の芸人さんっていうのが結構多くなって、女芸人という言葉ができましたよね。私らの時代は女芸人という言葉はなかったんです。男の芸人さんが、アイドルっぽかったんです。ファンの方が、男性目当てのお客さんだったんです」とやすよ。
当時は、二人が舞台に立っても、見てもらえることはなくて、「お客さんは、全員教科書開いたり、下を向いて知っていて笑わない。(女性客からは)また出た!帰ればいいのに!って…」と、あからさまに言う声が、聞こえたそうだ。
ともこは、「(聞こえても)黙っていればいいのに!"出番やねん"ってなるんです」と、客にケンカを売り、「帰れや!」と言われて、「帰るわ」となったこともあった。
今では考えられないが、昔はお客さんとケンカすることは多かった。
今は、女芸人もきちんと扱ってもらえるようになっているが、昔は本当に酷かったという。
当時の悔しさもあり、ともこは、「今は女芸人をひとくくりみたいにされるから、一緒に出ません!って言います!女の人と競争していませんって言います」と、断固として拒否する姿勢。
舞台は、男性も女性も一緒で関係ない。
「私らは、中川家と闘ってきたので、女の人は相手にしていませんでした!」と、またやすよが吐き捨てた。