アメリカの作家、リック・リオーダンによるファンタジー小説『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズ。半神半人(デミゴッド)の少年パーシーの活躍を描いたこのシリーズは、アメリカの新聞『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに200週以上にわたり入り続けた大人気作だ。また、2010年と2013年には映画化もされ、どちらも大ヒットを記録した。
そんな『パーシー・ジャクソン』シリーズが、ほるぷ出版から2015年11月20日(金)に発売された『オリンポスの神々と7人の英雄 最後の航海』で、ついにシリーズ完結を迎える。シリーズ完結作は、パーシーたち7人の英雄が、神々の宿敵ギガンテスを倒すためアテネへと旅を続けるストーリー。悩み、行動し、成長してきた英雄たちの運命はどうなってしまうのか!? すべての『パーシー・ジャクソン』ファン必見の最終巻だ。
シリーズ完結を迎えた『パーシー・ジャクソン』シリーズだが、シリーズ第1作目となる『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃』(上・下)の文庫版が、2015年11月11日(水)に静山社から発売されている。
完結を迎えた『パーシー・ジャクソン』シリーズ。今から読み始める・読み返すのにピッタリな文庫版で、パーシーの活躍とファンタジーの世界を体験しよう。
■『オリンポスの神々と7人の英雄 最後の航海』
パーシーたち7人の英雄は、神々の宿敵ギガンテスを倒すためアルゴ2号でアテネへと旅を続ける。一方、レイナとニコとヘッジ先生は、ニコのシャドードライブでアテナ像をハーフ訓練所に運ぶことになった。ガイアは復活してしまうのか? ギリシャとローマの戦いのゆくえは? そして、予言の意味とは? 悩み、行動し、成長してきた英雄たちの運命は――。シリーズ最終巻。
■文庫版『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃』(上・下)
パーシー・ジャクソンは、12歳の夏休みに突然、ギリシャ神話の神々と人間の母親との間に生まれた「ハーフ」であることを告げられ、ミノタウロスなど様々な怪物に襲われる。ギリシャ神話の神々や怪物たちは不死の存在で、現在もアメリカ合衆国で暮らしているというのだ。ハーフは、怪物にねらわれる危険があるため、ニューヨークにあるハーフ訓練所に集められ、怪物から身を守るための訓練をしていた。そこで、アテナの娘アナベス、ヘルメスの息子ルークらと出会い訓練を受けるうち、パーシーは、父親である神の正体を知ることになる。