大迫がボールタッチ認め判定を訂正…地元紙「極めてフェアな行動」 | ニコニコニュース

ブレーメン戦に出場したケルンFW大迫勇也(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
サッカーキング

 ケルンに所属するFW大迫勇也が、12日に行われたブンデスリーガ第16節のブレーメン戦でフェアプレーを見せた。

 ケルンの1点ビハインドで迎えた34分、左サイドからの折り返しをブレーメンDFがクリア。ボールがゴールラインを割ると、グイド・ウィンクマン主審はコーナーキックを指示した。だが、ブレーメンの選手たちは、ボールが最後に大迫に当たったと抗議。ウィンクマン主審が大迫に確認すると、ゴールキックとの主張に同意したため、判定が変更された。

 ドイツメディア『Sport1.de』は、「ケルンの大迫勇也が、不利ながらレフリーの判定を訂正するフェアプレーを見せた」と伝え、ケルンの地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』は「大迫が最後にボールを触ったと認めた。ケルンの極めてフェアな行動だ」と報じている。

 2013-14シーズンには、当時ニュルンベルクに所属していたMF清武弘嗣(現ハノーファー)も、自身のボールタッチを認めて不利な判定に同意し、フェアプレーを見せていた。

 なお、試合はケルンが79分に4試合ぶりのゴールを決めて、1-1のドローに持ち込んだ。フェアプレーを見せた大迫は、同点ゴールにも絡み、フル出場を果たした。